トランプ前米大統領の顧問でホワイトハウスの首席戦略官を務めたスティーブ・バノン被告に対し、ワシントンの連邦地裁陪審は22日、議会侮辱罪で有罪の評決を出した。バノン被告は2021年1月6日に起きた米議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会の召喚に応じず、議会侮辱罪で起訴されていた。
バノン被告は2つの議会侮辱罪で有罪となった。それぞれについて最長1年の禁錮刑と最大10万ドル(約1360万円)の罰金が科される可能性がある。量刑は10月21日に言い渡されるが、判事の判断で減刑される可能性が高い。
トランプ氏に近い人物のうち、議会襲撃事件の調査に協力を拒んだことから有罪評決を受けたのはバノン被告が初めて。通商担当の大統領補佐官を務めたピーター・ ナバロ被告も、同じく議会侮辱罪で起訴されている。
原題: Bannon Is Found Guilty of Contempt for Defying Jan. 6 Subpoena(抜粋)
(第2段落以降に詳細を追加します)
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