<仰向けになったサメをくわえて泳ぎ去る巨大なサメが確認される>
米フロリダで巨大なシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)が他のサメに噛み付き、連れ去るシーンが空撮された。
釣りコンテンツで人気のBlacktipH(@blacktiph)がTikTokに公開した映像には、頭部がT字型をした大きなシュモクザメと小さなサメが映っている。
シュモクザメは小さなサメの尻尾の方へと回り、追いつくや否や襲い掛かる。あまりの体長の違いのせいで、小さなサメの姿は完全にシュモクザメの影に隠れてしまう。襲われたサメは抵抗を見せたものの力尽き、最後は仰向けの状態でくわえ去られた。
コメント欄には、襲われたサメの体長が6フィート(約1.8メートル、投稿者が記載)あったことが信じられないとする反応も見られた。
シュモクザメは世界中の熱帯・温帯海域に生息し、シュモクザメ科で最も大きいヒラシュモクザメ(グレートハンマーヘッドシャーク)の体長は6メートルにも及ぶ。この種は商業漁業で混獲されて個体数を減らし、絶滅の危機に瀕している。
海洋保護団体セーブ・アワー・シーズ・ファウンデーションのローレン・ド・ヴォス博士は、サメが他のサメを捕食するのはごく普通のことだと語る。
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