道南では21日、これまでで最も多い478人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。函館市と渡島地方で一日の感染確認が過去最多となっています。
このうち函館市は21日、市内で新たに323人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
一日の感染確認としてはこれまでで最も多かったことし2月9日の228人を95人上回り、過去最多です。
年代別にみますと、10歳未満が45人、10代が32人、20代が40人、30代が45人、40代が63人、50代が33人、60代が25人、70代が21人、80代が10人、90歳以上が9人となっています。
このほか道は渡島地方でこれまでで最も多い146人、桧山地方で9人の感染が確認されたと発表しました。
これで道南地方全体でも、これまで最も多かったことし2月9日の306人を大幅に上回り、合わせて478人の感染が確認されました。
直近1週間の感染者数は1657人と、前週と比べ2.8倍に増えていて、感染の急拡大に歯止めがかかっていません。
【お盆控え“感染者さらに増える懸念”】
道南で一日の感染確認が過去最多となったことについて、函館市病院局の氏家良人局長は「ただちに医療がひっ迫する状況ではない」とする一方で、「このまま感染が拡大すると十分な医療を提供できなくなる恐れがある」として注意を呼びかけています。
感染者急増の要因について、氏家局長はさまざまな社会経済活動が再開され、人の動きが活発になっていることに加え、道南でもウイルスがオミクロン株の中でより感染力が強いとされる「BA.5」に置き換わっていることを挙げています。
ただ、患者のほとんどが無症状か軽症で自宅療養をしていて、重症の患者が少ないことから、氏家局長は「重症化率や死亡率は低く、ただちに医療がひっ迫する状況ではない」としています。
一方で、このまま感染が急拡大すると、高齢者や基礎疾患のある人など重症化する恐れのある人の感染が増えるほか、医療従事者への感染も拡大し、十分な医療が提供できなくなる懸念があるということです。
氏家局長は「これからお盆や夏休みなど人の移動が活発な時期になるので、感染者はさらに増えて8月にかけてピークになると思う。基本的な感染対策を徹底し、可能であれば不要不急の外出を避けるなど、生活に気をつけてほしい」と注意を呼びかけています。
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