ロシアのプーチン大統領は16日、訪露した中国の李尚福国防相とモスクワで会談した。李氏の外国訪問は3月の国防相就任以来、初めて。会談にはショイグ露国防相も同席した。露大統領府によると、プーチン氏と李氏は中露の軍事協力を強化することで一致した。
この日は長野県で先進7カ国(G7)外相会合が開幕しており、台湾情勢やウクライナ情勢を巡りそれぞれ米欧側と対立する中露は、軍事的連携を強化し、米欧側に対抗していく思惑だとみられる。
会談でプーチン氏は、3月にモスクワで行われた中国の習近平国家主席との首脳会談が「生産的」だったと評価。合同軍事演習や軍事情報の交換など中露の軍事協力は「両国関係の戦略的性質を強化する最重要方向の一つだ」と指摘した。
李氏も「中露の軍事的関係は日ごとに強くなっている」と強調。「世界情勢は不穏で、平和が希求されている」とも述べ、中露が軍事分野を含む協力を強化することで世界や地域の安全保障に寄与できると主張した。中国が和平プロセスへの関与に意欲を示すウクライナ情勢や、緊張が続く台湾情勢などを念頭に置いた発言とみられる。
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