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プリゴジン氏ショイグ国防相らの拘束画策か情報機関に察知され計画変更の可能性 - 読売新聞オンライン

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は28日、ロシアでプーチン政権に対する反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が、当初セルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ参謀総長の拘束を画策していたと報じた。複数の西側諸国の情報機関関係者が明かしたという。

 同紙によると、プリゴジン氏の当初の計画では、ショイグ、ゲラシモフ両氏がウクライナと国境を接する露南部を訪れる際、2人の身柄を拘束する予定だった。だが、露情報機関「連邦保安局」(FSB)に実施予定の2日前に察知されたため、プリゴジン氏は急きょ23日にワグネル戦闘員らに決起を呼びかけた。

 西側情報機関は、通信傍受や衛星画像の解析を通じて計画を事前に把握しており、プリゴジン氏の反乱が「成功する可能性は十分にあった」とも分析していたという。

 ワグネルの部隊はウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトで露軍側の主力を担い、プリゴジン氏は露国防省からの弾薬供給が不足しているとして、5月には「ショイグ、ゲラシモフよ。砲弾はどこだ」と訴える動画も公開していた。

 プリゴジン氏は計画について、露軍でウクライナ侵略作戦を担当するセルゲイ・スロビキン副司令官らに自ら伝えていたとみられる。ただ、同紙によると、西側情報機関の分析として、反乱を支持していなかったスロビキン氏が計画をFSBに伝えたか否かや、FSBがどう計画を把握したかは判明していないという。

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