【AFP=時事】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は16日、コネティカット州で開催された銃規制法案をめぐる会合で演説し、スピーチ原稿にはない「女王陛下万歳!(God save the queen, man!)」という米大統領としては極めては異例な表現で締めくくり、波紋を呼んでいる。
バイデン氏が面会した英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は昨年9月に死去しており、どの女王について言及したのか、そしてなぜ、愛国的な英国人のような掛け声を上げたのか、誰にも意図は分かっていない。
同行して代表取材を行った記者も困惑。配信先の各国の報道機関に対し、「大統領の発言の意図について何人かから質問を受けたが、私にも全く分からない」と説明している。
バイデン氏はいつものように「man(呼び掛けや強調の意味を持つ)」と付け加えていたが、それも謎を解くカギにはならなかった。
ホワイトハウス(White House)のオリビア・ダルトン(Olivia Dalton)主席報道官代理はその後の会見で、バイデン氏は「聴衆の誰かに呼び掛けた」と説明した。
しかし、「コネティカット州の女王」が誰だったのかは今のところ分かっていない。
【翻訳編集】AFPBB News
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