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メタのスレッズは本家を滅ぼす...そもそもツイッターのユーザー数は決して多くないと専門家 - Newsweekjapan

<最大の強みはインスタグラムとの連携>

SNS大手メタ(旧フェイスブック)が7月5日に提供開始したツイッター対抗の新サービス「スレッズ」。昨年10月にイーロン・マスクが買収したツイッターに批判的なユーザーを取り込み、最大の競合相手に成長する可能性があると、一部の専門家は言う。

メタのマーク・ザッカーバーグCEOは6日、公開初日に3000万人が登録したと発表した。スレッズはツイッターとよく似たインターフェースで、ユーザーは同じように投稿や引用ができ、「いいね!」が付けられる。文字数の制限は500文字まで(写真、リンク、5分以内の動画も含む)。ほかのSNSプラットフォームと投稿を共有できる。

スレッズのアプリは、インスタグラムのアカウントでもログイン可能。投稿はインスタのストーリーと直接シェアできる。さらに、インスタの認証アカウントはスレッズでも自動的に認証される。

この新サービスはツイッター上でも話題になり、6日午後の時点で約300万件のツイートがあった。ツイッターの運営会社Xのリンダ・ヤッカリーノCEOは新たなライバルの登場を認めた上で、ツイッターのユーザーコミュニティーは「かけがえのない」ものであり、「複製」は不可能だと述べた。

メタは大規模なユーザーベースを構築したい考えで、世界中で20億人を超えるインスタのアクティブユーザーがスレッズに参加することを期待している(ツイッターは約2億5000万人)。

ツイッターやブルースカイ、マストドン、トランプ前米大統領のトゥルース・ソーシャルといったほかのツイッター対抗サービスに対する最大の強みは、インスタ、フェイスブック、ワッツアップの親会社メタの存在だ。

スレッズは既存SNSの大規模なユーザーベースを当てにできると、複数のSNSを横断する形で成長機会を探る企業を支援するハイキー・エンタープライゼズのルーク・リンツCEOは言う。「超大手の上場企業メタがバックについているのだから、事実上無尽蔵の資金がある」

一方、米シラキュース大学情報学大学院のジェニファー・ストロマーガリー教授は、「タイムリーで誰もがアクセス可能な情報へのニーズを満たすという点で、ツイッターに取って代わる可能性がある」と指摘する。

スレッズはアメリカ人の40%以上が利用するインスタと連携しているので、ユーザーを大きく増やすだろうと、ストロマーガリーは予測する。ツイッターはもともと登録ユーザー数は決して多くない。全盛期でもアメリカ人の約23%前後だった。

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