ロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の報道担当者は25日、露北極圏にあるヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所にナワリヌイ氏がいることが判明したと明らかにした。モスクワ東方ウラジーミル州の刑務所から移管され、約3週間にわたり所在不明だった。弁護士が面会し、健康状態は良好だという。
ナワリヌイ氏は26日、弁護士を通じて「心配しないで。私は元気だ」とSNSに投稿し、北極圏の刑務所にいると認めた。20日間移動し、「かなり疲れた」とも書き込んだ。これまで収監後もSNSを更新し、プーチン政権への抗議行動を呼びかけていた。
露独立系英字紙「モスクワ・タイムズ」によると、刑務所はモスクワの北東約1900キロ・メートルにあり、旧ソ連の強制労働収容所の跡地に建てられた。危険な常習犯のための施設で、日常品の不足や刑務官の拷問などが報告されているという。ナワリヌイ氏の関係者は「永久凍土に囲まれた過酷な環境だ」と訴え、プーチン政権には来年3月の大統領選前にナワリヌイ氏を孤立させる狙いがあるのは明らかだと批判した。
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