菅総理大臣が地方銀行について「数が多すぎる」と発言したことに対し、地方銀行協会の会長は「再編だけが手段ではない」と述べました。
菅総理は、自民党の総裁選で「地方銀行は将来的には数が多すぎる」と発言し、「再編も一つの選択肢」との認識を示しています。
全国地方銀行協会・大矢恭好会長:「(地銀の)再編が地方経済の改善を解決する唯一の方法ではないと思う」
全国地方銀行協会の大矢会長は菅総理の発言に対し、地方銀行の再編は選択肢の一つではあるとしながらも、「唯一の方法ではない」と述べました。また、銀行の数が多いとの指摘には、コンサルティング業務による手数料収入の拡大などを探っていくべきとの考えを示しました。
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