韓国最大の財閥、サムスングループのトップで、中核のサムスン電子を世界有数の企業に成長させたイ・ゴニ(李健煕)会長が亡くなりました。78歳でした。
韓国のサムスン電子はイ・ゴニ会長が25日、家族らに見守られる中、亡くなったと発表しました。
イ会長は、サムスングループの創業者の三男で、早稲田大学などで学んだあと関連会社の幹部などを経て、1987年にグループの会長に就任しました。
強力なリーダーシップで長年にわたってグループをけん引し、中核のサムスン電子を半導体やスマートフォンなどの分野で世界有数の企業に成長させ、韓国を代表するカリスマ的な経営者として知られていました。
ここ数年は体調不良のため公の場に姿を現すことはなく、長男のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長が事実上のトップとして経営のかじ取りを担っていました。
サムスングループは韓国経済に多大な影響力を持ち、韓国メディアはイ会長の死去を相次いで速報するなど、大きく伝えています。
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