欧州や米国で今月、発疹などがみられるウイルス感染症「サル痘」の患者や疑い例が相次ぎ見つかっている。英国や米国の患者の大半は、散発的に発生してきたアフリカ西部や中部への渡航歴がなかった。欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、欧州で感染の連鎖とみられる事例の報告は初めて。
重症化することは少ないが、各国の保健当局は医療関係者への注意喚起や感染経路の調査を進めている。
世界保健機関(WHO)などによると、サル痘は主にアフリカの森林地帯で発生する動物由来の感染症。ネズミやリスの仲間がウイルスを保有し、サルや人にも感染する。発熱や頭痛といった症状で始まり、体に発疹ができる。性交渉による感染が疑われる例もあった。人の間で広がりやすい病気ではないが、唾液や衣類、寝具を介してうつることがある。
ウイルスには二つのタイプがあり、死亡率はアフリカ西部で1%、中部で10%。英国の患者の一部からは西部型のウイルスが見つかった。治療薬は最近実用化された。(共同)
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