
岸田首相は9日未明、欧州3か国とカナダ、米国を歴訪するため、政府専用機で羽田空港を出発した。5月に広島市で開く先進7か国首脳会議(G7サミット)に向け、各首脳と個別に会談し、事前調整を行う狙いがある。
首相が米ワシントンを訪問するのは、首相就任後初めて。13日のバイデン大統領との会談では、昨年末に国家安全保障戦略など3文書を改定したことを説明し、安保協力の深化を確認する。
首相は8日夜、首相公邸で記者団に、「安保3文書の改定から間を置かずに行われる日米首脳会談だ。日米同盟を強固なものにしていく」と述べた。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けても、「緊密な連携を確認する貴重な場になる」と指摘した。
訪米に先立ち、フランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相、英国のスナク首相、カナダのトルドー首相とそれぞれ首脳会談を行う。ウクライナ情勢やインド太平洋地域での安保協力などを巡り、意見を交わす見通しだ。
首相は「法の支配、ルールに基づく国際秩序を守り抜くんだという基本姿勢を確認することが重要だ」と記者団に語った。
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