中国外務省の報道官は、ウクライナ情勢をめぐってユーラシア担当の特別代表が今月15日からウクライナやロシアなど5か国を訪問し、政治的な解決について各国と意思疎通を行うと発表しました。
中国外務省の汪文斌報道官は12日の記者会見で、長年、駐ロシア大使を務めたユーラシア担当の李輝特別代表が今月15日からウクライナ、ポーランド、フランス、ドイツ、それにロシアの5か国を訪問すると発表しました。
李特別代表はウクライナ情勢をめぐり政治的な解決について各国と意思疎通を行うということです。
汪報道官は「今回の訪問は中国が和平交渉に力を尽くしていることを改めて示したもので、平和の側に立っていることを十分に表している」と強調しました。
そのうえで「中国は引き続き建設的な役割を果たし、ウクライナ危機の政治的な解決のために貢献していきたい」と述べました。
習近平国家主席は先月、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で「中国はウクライナと協力しできるだけ早い停戦や平和の回復のために努力する」などと述べています。
ただ、中国が発表したウクライナとロシアなどに対話と停戦を呼びかける文書にはロシア軍の部隊の撤退は含まれておらず、今回の特別代表の訪問が具体的な成果につながるかが焦点です。
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