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北が人工津波起こす「水中核兵器」実験…日米韓訓練に対抗、性能改良した可能性 - 読売新聞オンライン

 【ソウル=中川孝之】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防省報道官は19日に談話を発表し、人工津波を起こす水中核兵器システム「ヘイル(津波)」の実験を日本海で行ったと明らかにした。米空母「カール・ビンソン」や海上自衛隊のイージス艦などが参加した日米韓の海上共同訓練への対抗措置だと主張した。

 ヘイルは魚雷に核弾頭を搭載した兵器。水中で核弾頭を爆発させて人工的な津波を起こし、敵の艦船や港に打撃を与えることを目的とする。昨年3~4月にも日本海などで実験を行った。今回は「重要実験」と位置付け、兵器には「ヘイル5―23」型と新たな型番を付けた。性能を改良した可能性がある。

 報道官は談話で、ヘイルの開発は国防科学院水中兵器システム研究所が担い、「我が軍隊の水中核対応態勢は完備されている」と説明した。その上で「米国と同盟国の軍事的敵対行為を抑止するため、海上や海底での対応行動は続く」と警告した。

 日米韓の海上共同訓練は14~17日に東シナ海で行われた。北朝鮮は、ヘイルが米空母などを狙う兵器だと強調したとみられる。ただ、実験の日程や潜行距離などの詳細には触れず、写真も公開しなかった。

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