2020年09月11日22時03分
NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使って預金が不正に引き出された問題で、同社は11日、午前0時時点の被害が73件、約1990万円に拡大したことを明らかにした。問題の全容は判明しておらず、被害は今後も拡大する可能性が高い。
サービス拡大優先が裏目 安全おろそか、悪意排除できず―ドコモ口座
一方、ゆうちょ銀行の池田憲人社長は11日の記者会見で、同行でも被害が発生したことについて「被害に遭われたお客さまへは補償も含めて対応する」と語った。
10日の正午現在で被害は66件、約1800万円だった。不正な預金引き出しがあった銀行は1行増え、計12行となった。ドコモは現在提携する35行で口座の新規登録を停止している。
高市早苗総務相は11日の閣議後記者会見で、預金者が被害に気付かないケースもあると指摘。その上で「金融機関側で(預金者が)被害に遭った可能性がないか確認に努めてほしい」と述べた。
被害拡大を受け、ドコモは12日午前9時に専用の問い合わせ窓口を設置。通帳明細で心当たりのない「ドコモコウザ」「デイーバライ」への出金の形跡を見つけた場合に連絡を呼び掛けている。受付時間は休日・祝日を含め午前9時から午後8時までで、電話番号は(0120)885360。
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