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三菱重工、国産ジェット旅客機の量産化を凍結…早期の収益困難と判断 - 読売新聞

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 三菱重工業は、国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の量産化を当面、凍結する方針を固めた。新型コロナウイルスの感染拡大で低迷している航空需要の回復には時間がかかり、早期に収益に結びつけるのは難しいと判断した。

 スペースジェットはANAホールディングスなど、国内外の航空会社から約300機を受注している。就航に必要な国土交通省の「型式証明」を取得するための作業は続けるが、その後もすぐには量産化に乗り出さない方向だ。

 国産旅客機の開発は、官民一体で取り組んだプロペラ機の「YS―11」以来、半世紀ぶりだった。しかし、大規模な設計変更やトラブルを受け、開発する三菱航空機の経営状態が悪化。親会社の三菱重工の財務も圧迫した。

 三菱重工は今年2月、2020年半ばを予定していた初号機の納入を21年度以降にすると発表。6度目の延期となった。三菱航空機は、6月には約2000人の従業員の半減や開発費の削減など、開発体制の大幅な縮小も打ち出し、事業計画の見直しを迫られていた。

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