日産が新型「ノート」を発表!先代ノートから大幅に変わった第二世代e-POWERや世界初の技術とは、どのようなものなのでしょうか。
新型ノートってすげぇんだぜ!
日産を代表する電動パワートレイン「e-POWER」。2020年11月24日には、第二世代へと進化したe-POWERを搭載する新型「ノート」が発表されました。
これまでの第一世代e-POWERと進化した第二世代e-POWERではどのような違いがあるのでしょうか。
e-POWERはガソリンエンジンとモーターを融合した電動パワートレインです。
ガソリンを燃料にエンジンが発電機を回して電気をつくり、電気自動車「リーフ」にも搭載している大出力モーターのみで100%駆動するため、電気自動車のようななめらかな走りを楽しむことができます。
2016年に2代目ノートに初採用された後、2018年に現行セレナ、2020年にキックスと相次いで搭載されました。
今回の新型ノートに搭載されるは、第二世代e-POWERはシステムを大幅に刷新しパワーアップ。
パワートレインのハードウェアとその制御を刷新し、より力強く上質な走りと効率化を高い次元で両立しています。
さらに、スムーズで思い通りの「加速」や、なめらかな「減速」の制御、電動パワートレインならではの抜群の「静粛性」などを格段に向上させました。
第二世代e-POWERについて、チーフビークルエンジニアの渡邉明規雄氏は次のように説明しています。
「先代ノート、セレナ、キックスに第一世代e-POWERを搭載してきましたが、新型ノートでは第二世代e-POWERということで、主要コンポーネントやそれらの制御技術の設計をすべて見直したことで、よりEVに近い力強く上質な走りを実現しています」
具体的には、モーターとインバーターを刷新。モーターは先代ノートに比べ、トルクを10%、出力を6%(80kw→85kw)向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現しています。
インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、さらにエンジンの効率も高めたことで、加速性能だけでなく同時に燃費を向上させました。
システムの制御によるエンジンの作動頻度低減や、車体の遮音性能向上により、コンパクトカーでありながら、1クラス上の静粛性を実現。
さらに、路面状態からロードノイズが大きいと判断した場合には、積極的に発電を行う制御システムを世界で初めて開発しました。
これまでのe-POWER車では、路面状態が良い場合に発電用エンジンが始動するとその音が気になる場面が少なからずあったといいます。
今回の世界初となる制御技術では、その始動音を気にしないような荒れた路面でエンジンを始動、なめらかな路面ではエンジンを停止する制御をおこなうことで、静粛性を高めました。
この世界初となる制御技術について、前出の渡邉明規雄氏は次のように説明しています。
「路面状態に応じた発電制御は、今回の新型ノートの目玉技術のひとつです。この路面に応じた制御をおこなうために、ホイールに設置したセンサーで路面の音を感知することで、エンジン音がわからないようにしました。
また、現行ノートe-POWERなどの走行データを解析したなかで、最低限の充電必要量を決めたことで、本当に必要な場合にだけエンジンを始動するようにしています」
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