5日の東京株式市場で、日経平均株価は前日終値比410円05銭高の2万4105円28銭で取引を終え、今年の最高値を更新した。コロナショック前の水準を上回り、約2年1カ月ぶりの高値となった。日経平均は3営業日続伸し、計1128円上昇した。アジア株も軒並み上昇している。
米大統領選は民主党のバイデン副大統領が優勢だが、上院は共和党が過半数を維持する見通しだ。大統領、下院、上院の全てを民主党が制する「トリプルブルー」は回避される見通しとなりつつある。
開票が進むのに合わせ、事前にトリプルブルーを織り込んでいた投資家が資産の入れ替えに動いたもようだ。ある大手証券関係者は「バイデン氏が主張する法人増税や規制強化が遠のいたとの見方が相場を押し上げた」と話す。
東京外国為替市場では、対ドル円相場は1ドル=104円台前半で取引され、前日よりも円高に傾いている。米国の巨額の財政出動の可能性が低下したことで、米長期金利が低下しドル売りにつながった。
ただ、米大統領選は決着がつくまでに時間がかかる可能性もあり、金融市場も当面は混沌とした状況が続きそうだ。
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