日本経済新聞社と日本経済研究センターは、経済の実態に見合う外国為替相場である「日経均衡為替レート」を共同で算出しました。1月、4月、7月、10月の中旬に四半期ごとの値を公表します。
【算出の考え方】
為替相場が長い目で見れば経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)で決まるという考え方で四半期ごとの均衡レートを求めました。政府債務や対外純資産、内外金利差、交易条件、貿易財と非貿易財の価格比といった指標を変数にして、回帰分析の手法で推計しています。様々な組み合わせを試し、客観的にみて最良の推計式を採用しました。ドルや円、ユーロなど主要11通貨の「実効相場(様々な通貨に対する相対的な強さを示す為替相場)」を推計し、そのうえで各国・地域の貿易ウエートをもとに、2通貨間の対ドルレートに割り戻しました。
詳細な算出定義などは日本経済研究センターのホームページ(研究員報告、https://www.jcer.or.jp/research-report/20190927.html)をご覧下さい。
四半期ごとに算出する均衡レートは、計算の元となるファンダメンタルズ指標のデータ更新や修正にあわせて過去に遡って計算し直します。そのため過去の公表値と大きく異なる場合があります。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3ljeGYG
ビジネス
Bagikan Berita Ini
0 Response to "弱いドル、理論値さらに安く 米「双子の赤字」膨張 - 日本経済新聞"
Post a Comment