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NY円、続伸 1ドル=103円30~40銭で終了、米政治の不透明感後退で - 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=岩本貴子】6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸した。前日比20銭円高・ドル安の1ドル=103円30~40銭で取引を終えた。米大統領選の開票作業が進み、結果が近く判明するとの見方が強まった。米政治の不透明感が一段と後退した。ドルがユーロや人民元など幅広い通貨に対して売られ、対円でもドル売りが優勢だった。

選挙人獲得数が多い激戦州のペンシルベニアで民主党のバイデン前副大統領がリードし、バイデン氏が当選に必要な選挙人数270人を獲得する見通しが強まった。米政治を取り巻く不透明感の後退で為替市場では市場参加者がリスクを取る姿勢を強めた。資源国通貨や一部の新興国通貨を買い、ドルを売る動きが活発になった。対円にもドル売りが波及した。

円は上値が重くなる場面もあった。米労働省が6日発表した10月の雇用統計は、非農業部門の就業者数の伸びが前月比63万8000人増と市場予想(53万人増程度)を上回った。新型コロナウイルスの感染が再拡大する中でも「労働市場は耐性を見せた」(CIBCキャピタル・マーケッツ)と受け止められ、債券市場では米国債が売られ長期金利が上昇した。日米金利差の拡大が意識され、円には売りが出た。

この日の円の高値は103円20銭、安値は103円71銭だった。

円は対ユーロで反落した。前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=122円65~75銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで4日続伸した。前日比0.0045ドル高い1ユーロ=1.1870~80ドル。米政治の不透明感の後退を受け、ドル売り・ユーロ買いが広がった。

ユーロの高値は1.1891ドル、安値は1.1852ドルだった。

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