日本通信は、新料金プラン「SSDプラン」(仮称)を12月10日から提供する。月間16GB/70分無料通話で1980円(税別)。
SSDプランは基本データ量が16GB、70分の通話料金込みで月額1980円の新プラン。16GBを超過以降は1GB250円で使った分だけ課金される「おかわり課金方式」で、上限値は16GB~30GBの間でユーザーが設定できる。
また、基本データ量はドコモの「ahamo」の開始日以降は20GBに増量するという。来春からデータ通信の接続料が引き下げになることを活用したもの。70分の通話時間超過後は30秒あたり10円で専用の通話アプリなどは必要ない。
日本通信では「ドコモの新プラン(ahamo)はまだ3カ月も待たなくてはいけないが、SSDプランは来週からすぐに使いはじめることができる」とSSDプランをドコモへの対抗策と銘打っており「今は存在しないプランより3割以上合理的」としている。
日本通信 代表取締役社長の福田尚久氏は「6月30日に下された総務大臣裁定により、データ通信も音声通話も両方ともにMNOの原価ベースで調達できるようになるなど、政府・総務省が強力に進めるMVNO支援策のお陰で、MVNOが携帯料金の価格競争に正面から取り組める環境が整ってまいりました。このような環境を整えていただいた以上、これをフル活用することで、政府そして国民が期待する携帯料金引き下げの動きに対して、MVNO代表企業としてその一翼を担う責任を意識し、お客様にとって真に合理的な携帯料金の提供に努めてまいります」とコメントしている。
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