ロシアの国営宇宙開発企業ロスコスモスのボリソフ社長は26日、国際宇宙ステーション(ISS)への国際的な協力を2024年以降は取りやめると述べた。ウクライナに侵攻したロシアには欧米が経済制裁を科して関係が極度に悪化しており、その影響が宇宙開発にも及んだ形だ。
ISSと地球の往復にはロシアの宇宙船ソユーズも使われており、ロシアの離脱により国際的な宇宙開発に一定の影響が出る恐れもある。日米欧露などが協力してきたISSの運用期限は24年までとされているが、米国は延長を希望していた。
インタファクス通信によると、ボリソフ氏はプーチン大統領との会談で協力停止の方針を示した。「ISSでは国際協力を行っており、私たちのパートナーに対する義務を果たすことは言うまでもない」とする一方で、協力停止の決定はすでになされたとしている。
ボリソフ氏はISSへの協力に代わり、ロシア独自の宇宙開発に乗り出す方針も示した。
ロスコスモスのロゴジン前社長は今年6月、ISSにおける協力継続の条件として、米国が科した制裁の解除を挙げていた。
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