【ミュンヘン(ドイツ南部)=蒔田一彦】米国のブリンケン国務長官と中国外交トップの
中国の偵察用気球を米軍が撃墜して以来、両氏が直接会談するのは初めて。ブリンケン氏は会談で、「米国は自国の主権の侵害を容認することはない」との立場を明確に伝えた。また、中国がこれまでに偵察用気球を世界約40か国の上空に飛ばしたと指摘した。
王氏は気球が「民間のものだ」と従来の主張を繰り返し、撃墜した米側の対応を非難したとみられる。一方で、両氏は対話を継続することでは一致した模様だ。ブリンケン氏は会談で、「米国は新たな冷戦を望んでいない」との立場を強調し、「外交的対話の維持の重要性」を指摘した。
ロシアのウクライナ侵略を巡っては、中国がロシアに支援を提供しないよう改めてけん制した。
北朝鮮が18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級を発射したことについても協議し、ブリンケン氏は「責任ある国」としての対応を取る必要性を訴えた。
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