インドで開かれているG20=主要20か国の外相会合は日本時間の午後1時ごろ全体討議が始まりました。ウクライナ情勢が主要な議題となる見込みで、アメリカやロシア、それに中国など各国の主張が対立するなか、激しい議論が行われているものとみられます。
G20の外相会合は1日夜、インドの首都ニューデリーで開幕し、日本時間の2日午後1時ごろ、全体討議が始まりました。
冒頭、2月6日にトルコ南部で起きた大地震による犠牲者を追悼するため黙とうがささげられました。
このあと議長国インドのモディ首相がビデオメッセージで「われわれは世界が深く分断された時代に一堂に会している。きょう行われる討議が結束の精神を反映するものとなることを願っている」と述べました。
会合には、アメリカのブリンケン国務長官やロシアのラブロフ外相、それに中国の秦剛外相らが出席しています。
全体討議は現在も続いていて、ウクライナ情勢を主要な議題に、世界的なエネルギーや食料価格の高騰などについて意見が交わされているものとみられます。
2日は全体討議に加えて、2国間の会談も行われますが、アメリカが中国に対し、ロシアへの軍事支援を行わないよう求めるなか、ブリンケン長官はこれまでのところ秦外相と会談する予定はないとしています。
一方、ラブロフ外相は28日、一足早くニューデリーに入りました。
1日は議長国インドやロシアとウクライナの仲介役を積極的に務めてきたトルコの外相と相次いで会談を行い、欧米側をけん制しました。
ロシアによる軍事侵攻が始まって1年がたちましたが、ウクライナ情勢をめぐって各国の主張が対立するなか、激しい議論が行われているものとみられます。
インド モディ首相「結束の精神を反映を」
また「多くの途上国が、食料とエネルギーの安全を確保するために、持続不可能な債務に苦しんでいる。インドはG20の議長国としてグローバル・サウスの国々の声を反映させていく」と述べました。
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