【ワシントン=中村亮】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は17日、大統領専用機内で記者団に米国と太平洋島しょ国の首脳会議を年内に開くと明らかにした。バイデン大統領はパプアニューギニア訪問を中止しており、首脳会議で代替する狙いとみられる。
バイデン氏は17日、広島で開く主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するため大統領専用機で日本に向けて出発した。
バイデン氏は2022年9月、米首都ワシントンで太平洋島しょ国との首脳会議を初めて開いた。23年中に2回目の開催を調整する。
バイデン氏はパプアニューギニアとオーストラリア訪問を取りやめたが、19〜21日に開くG7サミットには予定通り参加する。サリバン氏は「バイデン大統領はG7出席が極めて重要だと考えている。この形式は主要国と連携して協調するうえで中核的な役割を担うからだ」と言明した。
サミットで議題にのぼる人工知能(AI)をめぐり「AIの可能性を引き出すとともに世界の先進民主主義国と緊密に連携した責任あるやり方でリスクを管理するバイデン政権の取り組みを説明する」と強調した。
日米韓3カ国の首脳会談に関し「米国の支援とともに日韓が成し遂げた真の進展を評価するため3カ国は会合を開く気持ちがある」と言及した。「多忙な日程の合間に時間を見つけられれば3カ国会合を目指す。しかし現時点で確定していない」と話した。
サリバン氏の発言に先立って米政府当局者は17日、日本経済新聞の取材で日米韓首脳会談を21日に開く計画だと語った。開催をめぐり調整が続いているとみられる。
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