ヨルダン川西岸にはおよそ320万人のパレスチナ人がイスラエルの占領下で暮らしています。
このうちパレスチナ暫定自治区のベツレヘムでは、キリストが生まれたとされる場所に建てられた「聖誕教会」の前の広場に毎年12月、高さ10メートルを超えるクリスマスツリーが飾られ、世界各地から多くの観光客が訪れますが、ことしはガザ地区で苦しむ人たちに連帯を示すためにツリーの設置や装飾を取りやめ、広場は閑散としています。
近くで土産物店を営む男性は「ガザ地区で民間人が犠牲になっているのは本当に悲しい。平和が訪れたときこそ、最高のクリスマスを迎えられると思います」と話していました。
また、市内の「クリスマス教会」では、毎年キリスト生誕の場面として祭壇の隣に展示する飼い葉おけの中で眠る幼いキリストの姿の代わりに、パレスチナ伝統の織物「クーフィーヤ」に包まれがれきの中で横たわる幼子の人形を飾っています。
教会のムンザ・イサーク司祭は「もしイエスさまがきょう生まれるとしたら、ガザで苦しむ子どもたちと一緒にがれきの中で生まれるでしょう。世界中がクリスマスを華やかに祝う中、パレスチナでのクリスマスの実情を知ってほしかった」と話していました。
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