ウクライナ軍がことし6月に開始した領土奪還を目指した反転攻勢から半年となるのにあわせて、アメリカの有力紙ワシントン・ポストは4日、ウクライナやアメリカの政府や軍の関係者の話をもとにした記事を掲載し、作戦は失敗していると伝えたうえで、進め方などをめぐる両国の意見の相違などが背景にあると指摘しています。
具体的には、アメリカ側は南部ザポリージャ州に集中させた戦力をアゾフ海に向けて南下させてロシアの補給路を断つよう主張し、早ければ60日から90日で実行できると分析していたとしています。
しかし、ウクライナ側は1つのルートだけで進軍すれば、ほかの地域でロシア側が攻勢に出てくるとして、3方面での作戦を主張したということです。
ウクライナ軍が半年間で進むことができた距離は、およそ20キロにとどまり、100キロ以上先に位置するアゾフ海には到達できていないとしています。
また、アメリカ側が、ロシア軍が防御陣地を固めるのを防ぐため4月中旬に作戦を開始するよう求めたのに対して、ウクライナ側は、装備や兵士の訓練が整っていないとしてためらうなど、作戦の開始時期を巡っても意見が対立したとしています。
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