
パキスタン当局は1日、アフガニスタン人を中心とする14万人以上の不法移民が既に出国したと明らかにした。アフガンとの国境付近で10月31日撮影。(2023年 ロイター/Abdul Khaliq Achakzai)
[ペシャワール(パキスタン) 1日 ロイター] - パキスタン当局は1日、アフガニスタン人を中心とする14万人以上の不法移民が既に出国したと明らかにした。2日からは国内に滞在する全ての不法移民を強制送還する方針を示している。
アフガンと国境を接する州の高官によると、この2週間で約10万4000人のアフガン人がイスラム主義組織タリバンに支配されている祖国に戻った。30年以上もパキスタンに不法滞在していた者もいたという。
一方、パキスタン内務省は不法移民の出国者数を14万0322人としている。
パキスタンには400万人以上のアフガン人が居住しており、そのうち約170万人が不法滞在とみられている。多くは1970年代後半から続く内戦でアフガンを逃れた人々で、2021年のタリバン支配以降も流入していた。人権団体はパキスタンに強制送還措置の再考を求めている。
ただ、パキスタン政府は国内での武装攻撃にアフガン人が関与していると主張し、強硬姿勢を崩していない。
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